皆様ごきげんよう。
この度、一般社団法人西東京市伝統文化育成会の設立にあたり、ご挨拶申し上げます。
西東京市が誕生して20年が経ち、人間で例えると「はたち」を過ぎました。この間、市におかれましては、茶道・華道の活動につきまして、日本の伝統文化の一つであるすばらしさを市民の皆様に伝える機会を継続的に支援していただきましたことに感謝申し上げます。
さて、本市における、伝統文化の指導者の皆さま方はお稽古の場において、数年来のコロナ禍の状況の中で、継承においてもこれまでとは同様とは異なり、知恵と工夫をしながら新たなお稽古のあり方を進めてきていらっしゃることとお察しいたします。
伝統文化の継承は一朝一夕ではなく、練習やお稽古等日々の積み重ねの上で築き上げられ、継承されているものと思っております。そのような中で、昨年6月に設立いたしました本法人は、西東京市内において茶道・華道の資格指導者が、本制度を活用することにより、より多くの市民の方に茶道・華道のすばらしさをお伝えし、後継者への指導及び青少年の健全育成を目的に設立させていただきました。
本法人の設立により、西東京市の茶道・華道人口のすそ野を広げ、もって伝統文化の継承及び振興のお役に立ちたいと思っております。